2007'09.16.Sun
何となく調子が悪いのは昨晩から分かっていた。
頭の奥が痛くて、喉が痛かったから。
案の定、翌日起きてみると熱が出ていた。体温計が示すのは37度。
微熱だけれども、意外としんどい。 看病しましょうかという美鶴の申し出はやんわりと断った。
してもらえたら嬉しいのは嬉しいが、美鶴に移っては悪いし、美鶴は学校に通い始めてから今まで無遅刻無欠席。せっかくの偉業を看病で台無しにはしたくなかった。
美鶴に頼んで学校に休みの連絡を入れてもらい、薬を飲んで寝る。
薬のおかげかぐっすりと眠ることが出来た。
ふと、額に触れる冷たい手のひらの感触に目が覚める。
ぼんやりと霞む視界の先に、翡翠の色がにじんでいる。
「真弘…先輩…?」
「悪りぃ、起こしちまったか。」
いつもならやかましいボリュームの声が、今日はなんだか抑えられている。
さすがの真弘も、弱っている病人の前でギャーギャー騒ぎ立てる気は無いようだ。
しっとりと汗ばんだ額に触れる真弘の手のひらの冷たさが心地よい。
「熱いな。」
「熱、ありますから…。」
もしかしたら、37度以上あるかもしれない。
ふと、額に触れていた冷たい感触が消える。
名残惜しくて、離れていく手を目で追うと、どういうわけか真弘が服を脱ぎ始めていた。
「せ、先輩なにやってるんですかっ…。」
「どうせなら触れる面積が大きいほうがいいだろ。」
「だからって脱ぐのは…。」
あっという間に上半身裸になってしまった真弘は、珠紀が伏せる布団の中に侵入してくる。
華奢なように見えて引き締まった綺麗な体が、パジャマ越しにピトリと触れた。
なんだかおなかの辺りがくすぐったいと思ったら、冷たい何かがパジャマの内側に入り込んできてびっくりする。
冷たい何かは言うまでも無く、真弘の手だ。
真弘の手はパジャマを通過するだけでは飽き足らず、下着の中にまで入り込んでくる。
「んっ、せんぱ…。」
「風邪引くとな、本能が体の危機を察知して、子孫を残すために性欲を倍増させるんだとよ。」
「う、ぁっ。」
指先が秘部に押し当てられる。今まで珠紀自身気づいていなかったが、そこは驚くほど濡れていた。
恥ずかしくなって太ももを擦り合わせようにも、力が入らない。
それをいいことに、真弘の手は自由気ままにうごめく。
最初はゆっくり焦らすように入り口を擦っていたが、ふと思い出したように皮で隠れた突起に触れてくる。
途端に甘い痺れが下半身から脳天を突き抜けて、だらしなく両足を広げてしまった。
「お前はまだガキだから、ナカよりこっちのほうが気持ちいいかもな。」
「んっ、そんなこと…っ。」
口では否定しても、体は正直だ。
ナカを弄られる時より強い快感が身を支配する。
熱のせいだろうか。普段ならもっと耐えていられるはずなのに、今にも達してしまいそうで、必死にこらえる。
意識は与えられる快感一点に集中して、自分が風邪を引いてることなんて頭から吹き飛んでいた。
「我慢せずにイっちまえよ。」
耳元でささやかれる、吐息交じりの甘い誘惑。
もう我慢できない。珠紀は一瞬に襲い掛かってくる強烈な快楽に腰を浮かせながら意識を飛ばした。
美鶴が鬼の形相で襖を開くまで、あと50秒。
頭の奥が痛くて、喉が痛かったから。
案の定、翌日起きてみると熱が出ていた。体温計が示すのは37度。
微熱だけれども、意外としんどい。 看病しましょうかという美鶴の申し出はやんわりと断った。
してもらえたら嬉しいのは嬉しいが、美鶴に移っては悪いし、美鶴は学校に通い始めてから今まで無遅刻無欠席。せっかくの偉業を看病で台無しにはしたくなかった。
美鶴に頼んで学校に休みの連絡を入れてもらい、薬を飲んで寝る。
薬のおかげかぐっすりと眠ることが出来た。
ふと、額に触れる冷たい手のひらの感触に目が覚める。
ぼんやりと霞む視界の先に、翡翠の色がにじんでいる。
「真弘…先輩…?」
「悪りぃ、起こしちまったか。」
いつもならやかましいボリュームの声が、今日はなんだか抑えられている。
さすがの真弘も、弱っている病人の前でギャーギャー騒ぎ立てる気は無いようだ。
しっとりと汗ばんだ額に触れる真弘の手のひらの冷たさが心地よい。
「熱いな。」
「熱、ありますから…。」
もしかしたら、37度以上あるかもしれない。
ふと、額に触れていた冷たい感触が消える。
名残惜しくて、離れていく手を目で追うと、どういうわけか真弘が服を脱ぎ始めていた。
「せ、先輩なにやってるんですかっ…。」
「どうせなら触れる面積が大きいほうがいいだろ。」
「だからって脱ぐのは…。」
あっという間に上半身裸になってしまった真弘は、珠紀が伏せる布団の中に侵入してくる。
華奢なように見えて引き締まった綺麗な体が、パジャマ越しにピトリと触れた。
なんだかおなかの辺りがくすぐったいと思ったら、冷たい何かがパジャマの内側に入り込んできてびっくりする。
冷たい何かは言うまでも無く、真弘の手だ。
真弘の手はパジャマを通過するだけでは飽き足らず、下着の中にまで入り込んでくる。
「んっ、せんぱ…。」
「風邪引くとな、本能が体の危機を察知して、子孫を残すために性欲を倍増させるんだとよ。」
「う、ぁっ。」
指先が秘部に押し当てられる。今まで珠紀自身気づいていなかったが、そこは驚くほど濡れていた。
恥ずかしくなって太ももを擦り合わせようにも、力が入らない。
それをいいことに、真弘の手は自由気ままにうごめく。
最初はゆっくり焦らすように入り口を擦っていたが、ふと思い出したように皮で隠れた突起に触れてくる。
途端に甘い痺れが下半身から脳天を突き抜けて、だらしなく両足を広げてしまった。
「お前はまだガキだから、ナカよりこっちのほうが気持ちいいかもな。」
「んっ、そんなこと…っ。」
口では否定しても、体は正直だ。
ナカを弄られる時より強い快感が身を支配する。
熱のせいだろうか。普段ならもっと耐えていられるはずなのに、今にも達してしまいそうで、必死にこらえる。
意識は与えられる快感一点に集中して、自分が風邪を引いてることなんて頭から吹き飛んでいた。
「我慢せずにイっちまえよ。」
耳元でささやかれる、吐息交じりの甘い誘惑。
もう我慢できない。珠紀は一瞬に襲い掛かってくる強烈な快楽に腰を浮かせながら意識を飛ばした。
美鶴が鬼の形相で襖を開くまで、あと50秒。
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